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リズムが合わないときの練習法

走る、もたる、裏拍が取れない。リズムが合わないと感じたときに、自分のズレ方を確かめて、練習を選ぶ手順をまとめました。合う方法は人によって違うので、試しながら続けてみてください。
目次

まず確かめること

「リズムが合わない」には、いくつかの形があります。練習を変える前に自分のズレ方を見ておくと、次にすることを選びやすくなります。

  1. 設定の「リズム練習」で「タップ判定」をオンにします(パソコン・タブレットは画面の右の列)
  2. 楽に叩けるテンポで再生します。1 小節数えたあと、音に合わせて中央の表示か「叩く」を叩きます(パソコンは T キーでも叩けます)
  3. 白い線を見ます。中央が音の位置で、左は早く、右は遅いタップです
  4. 16 回以上叩いて止めると、練習のまとめに、ばらつきが出ます。24 回以上で、走る・もたるも分かります
タップ判定の白い線。中央の短い線が音の位置で、そのまわりに 8 本の線が並び、新しい線ほど明るく長い。左の端に「早い」、右の端に「遅い」とある。
中央が音の位置です。左は早く、右は遅いタップで、新しい線ほど明るく出ます。

線が全体に少し左へ寄るのは自然なことです。音より少し早く叩く人は多く、端末やイヤホンの遅れでも線の位置は変わります。見るのは、線がどれだけまとまっているかです。線が大きくずれて見えるときは、先に音と表示のずれを合わせてください。操作の詳しい説明は使い方ガイドにあります。

走るとき

「走る」は、演奏しているうちにテンポよりだんだん速くなることです。まとめに「だんだん走っています」と出たら、次のことを試してみてください。

  • テンポを落とす:走りやすい所を、楽に叩けるテンポまで落とします。速さより、線のまとまりを見ます
  • 音を待つ:音に合わせにいくより、音を聞きながら次の一打を待つつもりで叩きます
  • 刻みを足す:刻みを 8分にすると、拍のあいだの長さが音で分かるので、先へ急ぎにくくなります
  • 音を消して確かめる:ギャップ練習のまとめの「戻ったとき」に「走りました」と出るなら、音がない間にテンポが上がっています。消す小節を減らして試します

もたるとき

「もたる」は、演奏しているうちにテンポよりだんだん遅れることです。難しい所や音の多い所で起きることがあります。まとめに「だんだんもたっています」と出たら、次のことを試してみてください。

  • 次の音を先に用意する:手や指、息の準備を早めに済ませるつもりで演奏します
  • 遅れる所だけ繰り返す:遅れやすい小節だけを取り出して、楽に叩けるテンポで繰り返します
  • 少しずつ上げる:スピードトレーナーで、止まらずに演奏できるテンポから少しずつ上げます
  • 音を消して確かめる:ギャップ練習のまとめの「戻ったとき」に「もたりました」と出るなら、音がない間にテンポが下がっています。無音の間も数え続けて試します

裏拍が取れないとき

裏拍は、拍と拍のあいだの音です。拍の頭につられて、いつの間にか表に戻ってしまうことがあります。まず裏拍だけが鳴る設定で、音の位置に慣れます。

  1. 下のボタンで、裏拍だけが鳴る設定を開きます
  2. 足で拍の頭を踏みながら、鳴っている音に合わせて叩きます
  3. 慣れたら足を止めて叩きます。タップ判定では、鳴っている裏拍が線の中央になります
裏拍だけ鳴らす設定で開く

開くと、今の拍子・刻み・アクセントが変わり、音色はクリックになります。テンポはそのままです。

2・4 拍で合わせる

2 拍目と 4 拍目だけを鳴らす練習です。1・3 拍目は自分の中で数えるので、音に頼りすぎずに拍を感じる練習になります。

  1. 下のボタンで、2・4 拍だけが鳴る設定を開きます
  2. 鳴らない 1・3 拍を心の中で数えながら、音に合わせて叩きます
  3. タップ判定では 1・3 拍も線の中央になります。2・4 拍だけ叩いても、全部の拍を叩いてもかまいません
2・4 拍だけ鳴らす設定で開く

開くと、今の拍子・刻み・アクセントが変わり、音色はクリックになります。テンポはそのままです。

ゆっくりだと合わないとき

遅いテンポは音と音のあいだが長いぶん、次の音の位置をつかみにくくなります。速いテンポより合わせにくく感じるのは、よくあることです。

  • 刻みを足す:刻みを 8分にすると、あいだの音が目印になります。60 BPM 以下を 4分で鳴らしていると案内が出て、その場で切り替えられます
  • 体で刻む:あいだの音を声に出したり、足で踏んだりします
  • 慣れたら戻す:合うようになったら、刻みを 4分に戻して、同じテンポで試します

音がなくても拍を保つ

音に合わせられても、音が消えるとテンポが動いてしまうことがあります。ギャップ練習は、音と光が消えている間も同じテンポを保てるかを確かめる練習です。

  1. 設定の「リズム練習」で「ギャップ練習」をオンにします。はじめは「鳴らす」4 小節、「消す」2 小節のままで試します
  2. 音と光が消えている間も、同じテンポで叩き続けるか、心の中で数え続けます
  3. 音が戻ったときに、自分の拍と合っているかを確かめます
  4. 慣れたら、消す小節を増やしたり、鳴らす小節を減らしたりします

タップ判定も一緒にオンにして叩くと、止めたあとのまとめに、無音の間のばらつきと戻ったときのズレが出ます。途中で答えが見えないように、無音の間は白い線も出ません。

数字の読み方

止めたあとのまとめに出る数字は、点数ではありません。今の練習で何が起きていたかを確かめるための手がかりです。結果は保存しないので、ページを閉じると消えます。

  • ばらつき:叩いた位置がどれだけ散らばったかです。小さいほど、そろって叩けています
  • 走る・もたる:叩き始めと終わりのズレの差です。音があると音に引き戻されるので、「目立ちません」が多くなります。はっきり見たいときは、ギャップ練習を使います。途中でテンポが変わった練習では、同じテンポで 24 回以上叩いた分だけを見ます
  • 音あり・無音:ギャップ練習で、音がある間とない間のばらつきを並べます
  • 戻ったとき:音があるときと比べて、無音の終わりにどれだけずれたかです。ギャップ練習を 2 周以上続けると出ます
  • 数えないタップ:音から大きく離れたタップは、数字に入れません。叩かなかった拍も、数字には影響しません
練習のまとめのカード。タップ判定 32 回、ばらつきは約 ±15 ms で「よくそろっています」、走る・もたるは「目立ちません」。
数字は端末やイヤホンで変わるので、同じ環境で比べてください。

数字は端末やイヤホンで変わるので、同じ環境で比べてください。どの数字も差で見ているので、いつも少し早く叩くこと自体は結果に影響しません。